【ジョジョ】自粛中一気読みしたジョジョの奇妙な冒険の感想

ジョジョの奇妙な冒険

コロナによる自粛期間中に7部まで読みました、、、受験生、、、

8部はまだ連載中なのでまたちょいちょいチェックしてみようと思います。

某オモ写系ツイッタラーに影響されて読んでみることにしたのですが、当初はこんなにハマるとは思ってもいませんでした。

ジョジョの魅力を各部毎に上げてジョジョの良さを書き残したいと思います。


1部、ファントムブラッド

ジョジョが始まったのが僕が生まれる20年くらい前?ですので絵のタッチは時代を感じさせるものがあり、荒木先生の書き込みは作品を通して細かなものがあるので読むと疲れてしまいました(笑)

なんだかんだで読み進めて行くとかなり面白かったです。ジャンプ漫画での所謂「王道」というものの中でも「キングオブ王道」と言えるのではないでしょうか。面白くないはずはありません。

もちろん、「ファントムブラッド」自体のみで考えるとネットでの評価が低いのは分かってしまう気がします。しかし「ファントムブラッド」は「ジョジョの奇妙な冒険」の1部でありゴールではないのです。始まりに過ぎません。宝箱でいうと鍵。1週間でいうと月曜日。中日ドラゴンズでいうと一番セカンド荒木雅博、、、。ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッドなしでは語れません。


2部、戦闘潮流

ジョセフ・ジョースターの魅力に尽きる第2部。バトル漫画は力と力の押し合いも好きですが、DEATHNOTEのような知能戦、もしくはテラフォーマーズのような強靭すぎる力を持った敵に頭脳で対抗するバトルが捨てきれないのは確かです。第2部はそんな感じがするんです。

もちろん波紋の修行やジョセフ自身の鍛錬も好きです。が、柱の男達のあまりにも強大なパワーの前には読んでいてどうしようもなさを感じました。

ストレイツォら辺は読むペースが早くはなかったのですが、ワムウやエシディシ、カーズとの戦闘シーンになるとページをめくるめくるめくるめくるって感じでした。リサリサがシーザーの死後動揺するシーンは涙涙。

終わってみればジョセフはトップクラスに魅力的なキャラクターでした。


第3部、スターダストクルセイダース

空条承太郎及び、その仲間たちがほんっとに魅力的です。そのスタンドも然り、徐々(ジョジョ)に信頼度が増していき、共闘する様はワクワクします。特にポルナレフやアブドゥルはなんかイイっすよね笑

1番好きなのがヴァニラ・アイス戦。いきなりのアブドゥルの戦線離脱。ポルナレフやイギーよりも頼りになる男が欠け、絶望しました。承太郎とジョセフがこればなんとかなるかもってなるんですが来ないし。その中でイギーとポルナレフが繰り広げる必死の戦いは試合終了後の感動シーンも含め、時間を忘れるほどです。

母親の実家に何故かある古いジャンプは承太郎と弟ダービーが野球してるやつだった気がします。


第4部、ダイヤモンドは砕けない

ここら辺に来ると読むペースが著しく早くなっていきました。スタープラチナやクレイジーダイヤモンドといったジョジョを知らなくても聞いたことがある名前、友達が言ってた岸辺露伴などの魅力的な登場人物。これらが原因だと思う。

あまり吐き気を催す邪悪がいないので(吉良吉影は吐き気を催す邪悪)、安心した心で読み進められますし、話話が面白いので楽しくなれます。のほほーんって。

バイツァダストからの流れは一転して手に汗握る激闘(?)でした。


5部、ブチャラティ

5部「ブチャラティ」はギャングの末端でありながら組織への不満を抱えるブローノ・ブチャラティが、ギャングスターに憧れた少年、ジョルノ・ジョバァーナに影響され、ギャングチームへの反旗を翻す話です。

って言うのは嘘で「黄金の風」ではブチャラティにどハマりしてしまいました。ああいう人のことを考えられて強くて優しくてカッコイイ人大大好きです。思い返せば街の人に信頼されてるってとこも好き。能力も好き。服も好き。

もちろん他のキャラもトップクラスに魅力的で、アバッキオは好きだっただけに最期がショックでした。でも、「今にも落ちてきそうな空の下で」はめちゃくちゃ感動しちゃうよね。敵も魅力的で、ギアッチョとかリゾットとか。特にプロシュート兄貴達とブチャラティの激闘は好き。


6部、ストーンオーシャン

なんか人気ないらしいけどめちゃくちゃ推してます。女囚の話だから女性キャラしか出ないと思ってたけど、後に出てくるアナスィやウェザーリポートは好こです。エルメェスやFFも欠かせんなぁ。

某ツイッタラーのオモ写が5部までのが多いし、5部まで読んだからもういいやって思ってたけど、読んでよかったと思える作品でした。

たしかに途中までは盛り上がりにかけるかもしれませんが、最後のプッチ神父と承太郎達との戦いはトップレベルに興奮します。そもそもプッチ神父という「素数を数えるやつ」見たさに6部を読み始めたのでプッチ神父、好きになりました。ラストが寂しいですがエンポリオの台詞は深みを感じざるを得ません。


7部、スピードボールラン

プッチ神父メイド・イン・ヘブンや、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムはかなり難解なスタンド能力でしたが、ジャイロ・ツェペリの回転はもっと難解に感じました笑

それを差し置いてもかなり面白かったです。後輩はこれが1番って言ってました。僕は6部かこれかなぁ。

ジョニィやジャイロは主人公でありながらも、何か他の主人公とは違った感じがしました。よぅわからんけど魅力なんだと思います。ファニー・ヴァレンタインやDioスタンド能力はビックリな感じです。リンゴォロードアゲインも好きですけど、時間弄りすぎて銀河パトロールに怒られますね。


8部、ジョジョリオン

ほんっと最初の方だけ読んでみた。4部のパラレルワールドっぽい。主人公(東方定助?)は魅力的だしスタンド能力も面白そうだったから、完結したら読んでみたい。


って感じで、各部それぞれで見ても全部面白いけど、やっぱり「ジョジョの奇妙な冒険」として素晴らしい作品だと思いました。

スタンドがない時(1部2部7部のはじめ)でも面白いし、人間の成長を描くというストーリーの本質が面白いから、これは荒木先生の魅力だと思います。キャラクターが魅力的なんだよねぇ。

好きなキャラランキング作りますわ。僕個人の性質上、あんまり敵キャラは好きにならないっす笑

1位、ブローノ・ブチャラティ
2位、空条徐倫
3位、レオーネ・アバッキオ
4位、花京院典明
5位、エンリコ・プッチ
6位、ジョセフ・ジョースター
7位、シーザー・ツェペリ
8位、ジョニィ・ジョースター
9位、ウェザーリポート
10位、岸辺露伴

エンリコ・プッチ居て草。敵キャラでも彼は魅力的だったらしいわ。

スタンド能力って色んな漫画に影響与えてるっぽいと感じてます。精神の具体化、個人の精神に基づいた能力ってのは魅力的だぁ。魅力的って言葉多用してるけどそれほど魅力的ってことですね。

ブチャラティのスティッキーフィンガーズ。ジッパーの能力だけども、あんなにかっこよく書けるのはつおい。ルフィ然りって感じ。デス・サーティーンやグレイトフル・デッドはめちゃめちゃ強いと思うけど、それを倒す策があるのも興奮しますね。

時や次元、事実を操るスタンドは高度すぎて難しいけどそれ相応の激しい戦いがあって、そのスタンド使いは魅力的で、完璧に把握しなくても楽しめます。これはグレートですね。


ジョジョの奇妙な冒険はコロナ期間中の僕に黄金の精神を与えてくれました。それにしてもコロナウイルスはまじで吐き気を催しますね。やれやれだぜ。

おしまい。